【たったコレだけ】パソコンではじめるDTMに必須の環境3つがわかる

DTM

こんにちは。ほまれです!!

前回のブログでは、おうち時間の過ごし方として私がオススメしたい「DTM(デスクトップミュージック)」について超初心者向けの解説記事を書きました。

今回は、パソコンによるDTMをはじめるにあたって必須となるものを厳選して紹介していきます。

本記事でコレがわかる

  • どんなパソコンを選べばいいか
  • DAW選びのポイント
  • オーディオインターフェイスの機能

機材1:パソコン

制作はパソコンでやろう

DTMをスタートするのにパソコンは必須ではありませんが、せっかく録音した楽曲を動画サイトなどのインターネット上で発表したり、CDに焼いたりして広く誰かに聴いてもらおうと思ったら
パソコン上でDTMをやるのがもっとも効率が良いと思います。

と、いうのも私自身がDTMをはじめた当初はステレオコンポによるピンポン録音をして、完成した曲をアナログケーブルでパソコンに取り込んでCDに焼くと言う手間をかけていたからです。

手間と言うと、こだわりのように聞こえるかもしれませんがDTMを私がはじめた時代はパソコンのOSがWindows98。
DAWソフトは高価で楽器屋さんには取り扱いがなく(あってもソフトの種類が少ない)、そもそものパソコンのスペックがマルチトラックによる録音&編集に対応できるものでは無かっただけ。
DAWのCUBASEもあったはずですが学生には高価で、DAWに付属する音源も機能も発展途上。

ほまれ
ほまれ
これからDTMをはじめようとお考えの方には絶対おすすめしません。

ちなみにピンポン録音とは例えばラジカセを2台用意して、一方は録音済みの音楽を再生しながらもう一方は録音する流れでドラム→ギター→ベース→歌の順番に音を重ねてしていくものです。
一番最初に録音した音(パート)は徐々に劣化していきます。
また一発どりのようなものなのでレコーディングスタジオのように曲の一部分を編集したりも出来ません。
ミキシングも不可なので、全体バランスが整ったマスタリングは困難。

参考として、ピンポン録音をしていた時の楽曲(2000年ごろ)をYoutubeにアップしているのでご覧ください。

selfishmind 2000

selfishmind 2000

タブレットやスマホで音楽活動をしているよ!と言うミュージシャンもいらっしゃいますが、キーボードショーカットの活用やマウスを使用したきめ細かな編集の容易さであったり、
録音用機材の追加などあとあとの拡張性を考えれば、初心者はパソコンでDTMをはじめるのが一番オススメです。

選ぶべきパソコン

ズバリ私がオススメしたいのは、BTOのデスクトップ型Windowsパソコンです。

パソコンはWindowsPC?Mac?また、デスクトップ?ノート?と言った議論もありますが、後述するDAWが安定して動作するものを選ぶこと。これが重要です。

選ばないほうがいいのは、”見た目がいい”、”思い入れがある”、”家電量販店の店頭でパッケージ化して売っている”と言ったパソコン。

語弊があるので補足すると、「見た目や思い入れよりも実用性」を重視したいと言うこと、「パッケージ化されているパソコンは不要なアプリが入っていたり」もするので
パソコン専門店で「カスタマイズ」出来るBTOパソコンを選びたいところです。

デスクトップかノートかと言うと、私の見解としては拡張性の面でデスクトップに軍配を上げます。
パソコン本体への外付けである程度カバーできる面もありますが、限界はあります。

最後に、「DAWが安定して動かせること」について。

DAWメーカーが公表している動作環境はDAWが動く(最低限の)動作環境と捉えても過言ではないでしょう。

私は昨年2021年末にDAWを変えましたが、その時パソコンも一緒に買い換えました。

前のパソコンは2014年製。

ダメなパソコンではまったくありませんし、今でもちゃんと動作します。

しかしながら、最新のDAW(CUBASE)・その他楽曲づくりに使用する機器を複数つなげて動作させてみると、不安定。

マルチトラックレコーディングした曲を編集&再生していた時にクラッシュ(アプリケーションが強制終了してしまうこと)が頻発しました。

DAWの動作環境はクリアしていた上での話です。

逆もしかりでDTM用のパソコンを買い替えたら、DAWや音源ソフトも一斉に買い換えるのがベスト。
パソコンのOSをはじめハードウェアの仕様変更、昔のDAWや音源ソフトの対応がついていけてなくて、使えないこともあります。

まだパソコンを持っていないなら、最新のBTOパソコンを買おう!と言うのが結論です。

OSはMacではなくWindows

DTMミュージシャンが使用されている主要なDAWはほぼ「Windows」「Mac」の両方に対応していますが、どちらかのOSにしか対応していないDAWも存在しています。

ここは悩みどころですが、特別にMacでDTM以外にも使用したいアプリがあると言った理由がある方を除いてWindwsが無難です。

理由を挙げるなら、パソコン市場でシェアが高い=困ったときに参照できるリソースが豊富。価格はMacより割安。

ほまれ
ほまれ
とは言え、私もMacが欲しいなと思うところもあるのでOSはお好みで。

使いたいDAWやその他ソフトウェアに適したパソコンの性能であれば、OSは問題ないです。

機材2:DAW


パソコンでDTMをはじめるなら、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)が必要です。

パーソナルコンピュータを核としたDAWにはオーディオ処理の演算を主に担う装置によって大きく2種類の方式がある。
1つは専用のDSPボードをパーソナルコンピュータに接続してそのボードで主な処理を行うもので、代表的なDAWとしては「Pro Tools HD」がある。もう1つはパーソナルコンピュータ自体がオーディオ処理の演算を主に担うもので、代表的なDAWとしては「Cubase」や「Studio One」、「Cakewalk」などが有名である。

デジタル・オーディオ・ワークステーション - Wikipedia

簡単に言うと、パソコンで動作するアプリケーションの種類の1つで録音・録音した音の編集・再生・書き出しがマルチトラックで出来るもの。

ほとんどのDAWで「(機能面で)出来ることに大きな違いはない」のですが、操作性であったり音質は違うようなので、情報取集をして自分にピッタリ合うものを選んでください。

SLEEP FREAKSさんでとても参考になる動画を配信していたので、ご覧ください。

【2021年版】DAWソフト(作曲ソフト)人気ランキング・ベスト10|DTMユーザー7526人に聞きました

【2021年版】DAWソフト(作曲ソフト)人気ランキング・ベスト10|DTMユーザー7526人に聞きました

私は昨年までCakewalk(旧SONARの無料版)を使用していましたが、日本国内シェアNo.1のCUBASE Prpに乗り換えました。

【あす楽対象商品】Steinberg スタインバーグ / Cubase Pro 12 通常版 DAWソフトウェア (CUBASE PRO/R)

まだすべての機能を使いこなせているとは言えませんが、付属のプラグイン、ソフトウェアシンセ音源も充実しておりネット上で得られる情報も豊富なので
楽曲づくりの困ったがすぐに解決できるのでオススメです。

初心者の方が陥りやすいのは「複数のDAWを買って試してみる」と言う行動。

楽曲づくりに慣れてくると、用途に応じてDAWを併用するのもありですが、まずはメインとして使用するDAWは絞り込みましょう。

複数のDAWを駆使して音楽を作れる技術が身につけば素晴らしいこと。

でも、DAWによって「劇的に音質がプロ並みに良くなる」とか「楽曲づくりの腕があがる」といったことは期待できないからです。

ほまれ
ほまれ
また、それぞれのDAWで作った楽曲は互換性がありません。

若干の加工をすれば、楽曲の制作工程ごとにDAWを使い分けすることも可能ですが、手間がかかるうえに音質が劣化していくこともあります。

機材3:録音機器


おおむねパソコンには、サウンドカード(マイク端子・イヤフォン端子・簡易なMIDI音源・再生用の機能など)がついていますし、
楽器を録音しない場合はDAWがあればDTMははじめられます。

でも、なんらかの楽器を生演奏した音が録りたい歌ってみたをやりたいといった目的があればオーディオインターフェイスは必須です。

オーディオインターフェイスは、マイクやエレキギター、MIDIギターなどを接続する端子や、複数チャンネルを同時に録音したりミキシングしたりする機能があります。

様々なメーカーが製造しており値段はピンキリ

音を同時入出力できる端子の数、録音時の音の解像度など機器の性能を確認してベストなものを選びましょう。

超初心者の場合は、あまり高価なものではなくても大丈夫です。

ほまれ
ほまれ
ベーシックな2万円台のオーディオインターフェイスであれば、ほとんど性能の差はありません。

楽曲づくりが上達してきて録音された音の質や端子の数が物足りなくなってきた時に、買い換えることも出来ますから。

私が現在使用しているのは、YAMAHAのAG06。

ライン入力が2つ、それぞれのチャンネルにミキシング用のノブがあるので、音量を調節して「弾き語り」の同時録音をすることが可能。

また、スピーカーとヘッドフォン別々から出力出来るので、録音した楽曲のモニタリングが快適。

ループバック機能もついているので動画配信サイトでのライブ配信で大活躍します。

オーディオインターフェイスを購入したときに、DAWが付属してくることもあります。

私がYAMAHA AG06を購入したときにはCUBASEの機能簡略版(無料版よりは付属プラグインが豊富)が付属してきました。

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初心者には十分な機能を備えているので、使用感を試しながら楽曲づくりを進めてより上位のバージョンにアップグレードするのもありかと思います。

まとめ

と、いう事で”パソコンではじめるDTMに必須の環境3つがわかる”でした。

あなたのおうち時間がより豊かになることを願ってます!!

ぜひ、DTMによる音楽活動を選択肢に入れてくださいね★

【筆者】

【この記事の筆者】

ほまれ

想いを込めた言葉の力が「人を救う」と信じています。

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