メディアの報道が真実とは限らない
このアルバムの再生時間62分後
あれは「噂」に過ぎなかったと裏切られる
こんにちはブロガーのマサキ@イズミです。
10日前にASKAさんの最新アルバムを聴いた感想を書きました。
その時に書き足りなかったことが、思い浮かんできたので今回のブログで追記することとしました。
1.最新アルバムの楽曲と現在の音楽性について
これまでにこんなにも感動する音楽を聴いたことがあったでしょうか。
YouTubeにアップされた動画「FUKUOKA」です。
2016年は「ニューアルバムリリース間近」と言う情報が流れているさなか11月に、薬物使用の疑いをかけられ再逮捕されてしまったASKAさん。
情報バラエティ番組では著作権を無視した暴挙である「デモ音源」を放送されてしまうなど、「現在の音楽性への疑問」を報じられる場面もありました。
逸話ではビートルズも一時期、ドラッグを使用しており価値観や感性が変わったメンバーによる「音楽革新(これがロックの夜明けともとれる」が成されたというものがある。
音楽に限らず人が創るものは個々の「人間性」が反映されるものだと思うので、精神的な不安定さや、まして依存状態が続いているのであれば作品には如実に影響が現れると思います。
前出の動画を視聴いただければわかっていただける通り、まぎれもなくASKAさんが創った「ASKAさんらしい素晴らしい作品」だと私は思う。
情景や心境を詩に描き、メロディーを奏で、身体の内側から歌唱する。
類いまれな才能がASKAさんにはある。
そして、最新アルバム「Too many people」収録の楽曲はこのFUKUOKAだけが特筆してよい訳ではなく、全編を通してASKAさんの世界で楽曲が創られています。
2~3枚のアルバムが創れるくらいの作品が出来ていて、その中から選ばれた13曲と言うのですから、創作意欲も溢れていることがうかがい知れます。
2.ASKAさんの精神状態についての噂
「盗聴・盗撮されている。サイバー(警察)を呼んでくれ。」と自ら110番通報をしたことが再逮捕のきっかけでした。
同じことを、もしあなたの家族が訴えてきたら、あなたはどう感じるでしょうか?
「妄想・幻覚・幻聴」をきたしていると思うでしょうか。それとも。
私はかつてメンタル不調で精神科の病棟に入院したことがあるのでお話しすると、まず上記のような「日常ありえない」とされていることを口にしていると「病気」であると判断されると思います。
私の場合は「病気でない」と言い張っても「病気だ」と診断されたことは覆らなかったので「病気です」と自白してやりすごしました。
ASKAさんのケースでも「盗聴・盗撮」までは信じてもらえても、「サイバー」と言う言葉が「妄想・幻覚・幻聴」と捉えらてしまったのでしょう。
私たちにはまだ「知らない世界があることを知る」ことが大事だと思います。
情報として身近でなければ「なかったこと」にはできないのです。
人は「この世に1人」しか存在しません。これは一つの生命体として存在しているということです。
人は自立して生きますが、自身のみでは生きていけないので、近い存在である「ヒト」と集合体となり社会の中で暮らしていきます。
「病気」と言うのは「社会」の中で他社に何かしらの影響を与える「負のもの」ですから「その人に起こっている症状」を見て、薬を飲ませたり、身体を休ませたりします。
特に薬物中毒者や精神的に不安定な人については「衝動的行動」のコントロールの心配から隔離・監禁をすることがあるのだと思います。
ASKAさんのブログを再編した「700番」を読みました。
しっかりとした文体で読み手に理解しやすく書かれています。
ところどころ見慣れないキーワードやSFのような不思議な体験談が出てきますが、それは私たちの身近な社会に「現れていない」だけであり、病気だから「妄想・幻覚・幻聴」をきたしているとはとても思えませんでした。
2017年は2月3月にかけてCDアルバム1枚、書籍が2冊リリースされました。
現在もまだ執行猶予期間中と言うこともあり、コンプライアンスの問題からメディアの露出やライブ活動などは自粛せざるを得ない状態のようです。
しかし、ASKAさんは「歌うこと」を社会への償いの方法のひとつとして選択し活動を精力的に続けていらっしゃいます。
ファンの一人として今後に大いに期待し、ASKAさんの活動を見守っていきたいと思います!!
最後までお読みくださりありがとうございました。
***作品紹介***
【最新アルバム】
おすすめ★★★★★
「FUKUOKA」「東京」「と、言う話さ」が特に気に入っています。
毎日通勤時に聴いています。
全て新曲でベストアルバムではないのですが、活動の集大成盤だと思います。
【最新書籍】
おすすめ★★★★☆
2016年1月に公開された長文(9万字を超える)で公開(すぐに削除され話題になった)されたブログの加筆・修正をされた完全版。
現代の「サイバー犯罪」を全く知らない人が読むと「精神がおかしくなった人が妄想話をしている」と本当に勘違いしてしまうほどです。
それだけ、ASKAさんはこの問題に苦悩し、自身の手で調査・対策した結果「サイバー犯罪に」詳しくなったということ。
おすすめ★★★★☆
再逮捕にいたった「お茶から覚せい剤」事件の真相がかかれている。
マスメディアは昔から話半分でいましたが、ますます信用が出来ないなと思いました。
嘘が多く、都合の良いように民意を陽動する。それが実体なのかもしれない。
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