運命・過去・他人の3つは変えられない
でも世の中には「変えられるものがあること」を友人が教えてくれた
【今回のポイント】
★まず自分が変わる
★私が変えてみた小さなこと
★言霊~毎日使えるポジティブな言葉
テレビ会議を月1回くらい会社でするのでが、同じチャンネルにあわせている人全員に
「私」の顔が見られています。
毎月やっていると慣れてくるものですが、「鏡」とか「写真」にうつる自分が「なんとなぁく」
むずがゆいというか、苦手な私です。
今回は「変えられるものと変えられないもの」についてです。最後までお付き合いをお願いいたします。
1.まず君が変われ
冒頭にもあるように「運命」「過去」「相手」はどんなにがんばっても「自分の力」で変えられないと思います。
また、もし「変えられるのだ」としたら世の中が「混とん」としてしまって収拾がつかないですよね。きっと。
ドラえもんが本当にいたら。。。自分の影響下の範囲で都合よく出来るのでしょうか。
この変えられない「3つのこと」の話は、私が中途半端な「休養」をとって復帰したての頃に友人が話してくれたことです。
そしてこの話は「でも世の中には変えられるものがある。『まず、君が変われ』」とつづきます。
解釈できたのは、しばらく経ってからだと思いますが、友人が私に伝えたかったことはこうだと思います。
「変えられるものと・変えられないものがある。変えられないものを変えようとしても何も得るものはない(変えられないことに悩む必要はない)」
⇒頑固な人の行動を「直接変えること」は無理です。相手の「意思」にアプローチをして自発を促さなくてはなりません。
「変えられるものを変えるときは、自分から近い場所にあるものほど容易い。だからまず君が変われ」
⇒自分の心は一番変えやすいと思います。ただ「定着するまで継続する」って難しいですよね。
繰り返しになりますが「運命・過去・他人の3つは変えられない、でも世の中には変えられるものがある。『まず、君が変われ』」理解するまでに私は時間を要しましたが、この言葉の響きは大きなカナヅチで殴られたような衝撃がありました。みなさんはどう思われますか?
2.まず私が変えてみたこと
これまでの私は「誰それが悪い」とか「なんで自分だけが」とか浅はかな考えが少なからずあったと思います。
「自分中心のものの見方」というものです。
身の回りを見回してみると、「社会」が見えます。
社会を作っているのは何でしょうか。法律?政治?会社?学校?
いえいえそうではないですよね。「社会は『人』」で作られています。
「自分は一人ではない」と認識することが、こころの支え(責任・連帯)になるのです。
なにから変えていいかわからなかった私はこのこのことを念頭に置いて
「まわりに感謝する」ことからはじめました。
何かをしてもらったとき
申し訳なく「すみません」というより、こころを込めて「ありがとう」と言うことです。
「すみません」は自分を小さくすることで相手をたてていますが(自分<相手)
「ありがとう」は相手をたてつつも立場としては対等の関係のニュアンス(自分≦相手)もあるかなと思うので私は常に「ありがとう」を選ぶようにしています。
言霊っていいますが「普段使う言葉」が変わると、こころは入れ替わっていきますよ!
★私が普段よく使う言葉ベスト5
①ありがとう…まずは心から
②うれしいです…前向きになれたことを伝える
③がんばってますね…みんな「がんばっている」から褒めあう
④やってみましょう…やる前から悲観的にならない
⑤本当ですか?…似た返しで「うそでしょ?」というのもありますが「すみません」の例と同じ理由でこちらを使います。
ほんの小さなアクションですが、積み重ねていくうちに周りからは「表情や声がよくなった」と私のことを思ってくれるようになりました。
今は「私なんて」の気持ちを捨てられ、逆境にも「それでも私は」と対峙できるようになってきました。
【終わりに】
今回は「変えられるものと変えられないものがある」ことのきっかけをお話ししました。
では、「変えられる・変えられないの線引きって何?」と疑問に思われたかたもいらっしゃるかもしれませんね。
最後に一番「私が変わったこと」として自負していることをお話しします。
それは「世の中は白・黒はっきりしないグレーがある」ことを理解できるようになったことです。
私の病気の原因は「完璧を求めること」例えば「同じプロセスで同じ結果が出なければ納得がいかない」と言った考えが根っこにあったことです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【おまけ】おすすめの本 自分の気持ちをきちんと<伝える>技術 平木典子
「 人間関係がつらいな」と悩んでいる、あなたにおすすめです。
「他者との関わりの中で辛く感じるとき」は「うまく自分を表現できていないとき」ではないでしょうか。
相手に流されてとか、意見を言う勇気がなくてとか、話してもわかってもらえなくてなどなどなど。
人間関係をちょうどよい加減で過ごすには「自己主張」が実は必要なんです。
「自己主張」と言うと「わがまま」とか「自己中心」と捉えていませんか?
そうではありません。
相手と自分。両方をバランスよく天秤のように釣り合わせるためには「ほどよい自己主張」をしていくことが大事だったのです。
この本は「自分の気持ちを伝える(アサーションスキルを身につける)」為の技術を教えてくれます。
私はこの本で学び人間関係がずいぶん楽になりました。

図解 自分の気持ちをきちんと「伝える」技術―人間関係がラクになる自己カウンセリングのすすめ
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