今日は「ブログ運営について思うこと」を記します。
私とインターネット、そしてブログ運営の出会い
インターネットと出会って16年になります。
時は2001年春。田舎新潟のコンピューター専門学校に通うオタク学生だった私。
私は「人付き合いが苦手」で、「言葉を発しない機械(コンピューター)」との付き合いをメインとした仕事ができないかと考え、コンピューター系専門学校に通っていました。
プレイするのは得意ではありませんでしたが、「ゲーム」が好きだったため「コンピューター」と対話する仕事として「プログラマになろう」と夢見ていたのです。
入学してみると、超少人数。コースメンバーは3名で、分野は異なりますが系統の近い「web(デザイン・プログラマ)コース」の仲間20人くらいのクラスの中で学生生活を送ることになりました。
1年次は「共通・必須科目」、2年次は「各自の課題実習と就活」だった為、webに関連する科目も受講し資格もいくつか取得しました。
Flashコンテンツなど動画を再生するインタラクティブなサイトも登場し注目を集めていましたが、
当時もっとも早い回線はADSL。とてもインターネットによるサービスが身近なものではありませんでした。
専門学校で学習したhtmlや画像編集ソフトのスキルを活かして、私は19歳でホームページを立ち上げました。
メインは待受画像などの携帯電話のコンテンツやブログです。
もっともブログサイトは現在のように各社より作成を支援するツールやサーバーはなく、HTMLで体裁を整えレンタルサーバーにアップすると言う形式。
「あるある」としてリンクの貼り忘れ、誤ったタグ入力でレイアウトがガタガタなど苦労する面もありましたが、作業時間は本当に夢中で2007年のピーク時には寝食も忘れんばかりにのめり込んだのが良い思い出です。
仕事の都合で10年くらいwebとは距離を取っていたものの2017年3月27日から現在のブログをはじめて2か月以上が経過しました。
「最低でも1日1記事」を目標として、出張でブログ執筆ができない日もストックの中から引っ張りだしてアレンジし投稿するなど工夫しながら続けています。
ブログをはじめた多くの方が「有名になり収益を上げられるようになり、職業ブロガーとして成功すること」を夢見ているでしょう。それは私も同様です。
ネガティブな考えとなりますが「ブログ運営のポイント」 を綴った有名ブロガーさんのサイトや書籍を読み日々研究を重ねていますが「成功の秘訣」としてよく書かれていることの中で「実際に自分がやってみるとなると痛いな」と感じることが3つあります。
それは「ブログ運営報告」「はてなスター(いいね)」「炎上抑止」の3つ。
理由は「ネタがないことの隠蔽」「馴れ合いでアクセス増を狙う」などの問題(書く側の本音)が見えてくるからです。
私は世の中の全てのブロガーさんが「私とは違う価値観を持ってブログを運営している」ことをリスペクトしています。
ですから、私は上記の「ブログ運営報告」「はてなスター」「炎上抑止策」を用いないブログ運営をしていくと言う宣言をさせていただき、本題に移ります。
ブログ運営報告っているの?
1ヶ月目の時に、私的にはあえて「ブログ運営報告」をしませんでした。
理由は「ブログ運営報告」が
・誰にとって有益な情報なのかわからない。からです。
サイトのアクセス数推移、記事投稿数、継続日数、読者数、広告収益。
晒してどうするのか。誰も見ないのでしょうが。
ブログをやるからには「第3者に見せる(見られる)」ことが前提なので、何らかしらの「発信したいことがある」はずです。
「日常で楽しかったことを記そう」「まだ浸透していないであろう情報を流そう」「自分の意見や考えを恐れずに書こう」と言った主題がコンテンツです。これらは受信者側に代わって体験したことを流せば有益となることもあるでしょう。
ところが「アフィリエイトをやろう」「ブログで人気者になろう」と言う考えは、「書いている人」以外には「どうでもいい」ことです。
成功者でもなんでもない私が「どうでもいいこと」を投稿して「1日1記事を達成」させる。
読者からすれば「迷惑この上なく」バカらしい。
「書くことがないので。。。穴埋めに」バカか。
「書を捨てよ町に出よう」のコピーをコピーだけで受け取るなら「自分の中だけで生きるヒントが見つかるわけがない」。
外へ出よう。時間と金を有効に使い、得たものを共有したい。
なので、私のブログからは「ブログ運営報告」を排除しています。
「隣の芝は青く見える効果」で、短期間で成功が出るような「おいしい運営情報」は注目を集めるでしょうし面白そうです。
でもほとんどが見た後でがっかりさせられている。
「自分にもできそう(マネや応用)ではない」「どこかからの転載のみ」「成果とプロセスではなく、数値的結果報告にとどまっている」など価値がないからです。
繰り返しますが、どっかの誰かが「俺って頑張ってるぜー」的な情報を垂れ流しているだけの記事を見てどうなの?と。
せいぜい「あ、自分もそれ位なら安心か。下には下がいる」と安心感を得る程度でしょう。
結論:いらない。
今後もする予定はありません。
はてなスターっているの?
はてなスターを外しました。
理由は「はてなスター」が
・本当に「記事に対しての評価かどうか」わからないからです。
最初の頃こそ毎日「hatenastar」よりお送りいただく「★レポート」に一喜一憂していましたが、1ヶ月を超えたあたりから「★はてなスター」についての関心が薄れました。
『「この記事面白い!」「がんばってね!」「読んでるよ!」あなたの気持ちを手軽に伝えられるのがはてなスター。』と言う意味合いがあるのはわかりましたが、
投稿後1分と経たずに「あなたへのお知らせ」で「あなたの◎◎に★が付きました」と連発してくると、、、
胡散臭い。本当に読んでもらえてる?見返りを求めるやらせじゃない? と感じるようになりました。
私は本当に読んで良かった記事に「稀(で申し訳ありませんでした)」で「はてなスター」をつけさせて頂いていたレベルなので、自分の方に帰ってくる「はてなスター」は激減した。かもしれません。
結論:いらない。
もう一度繰り返しますが「はてなスター外しました。」
でも「ブックマークは欲しい」という矛盾があります。
より多くの人の目に触れる機会が創造されるから。
やらせじゃなく実力でブックマークを貰いたい。
その為に何をするかは一つしかないじゃないですか。「読者のみなさんに対してお願いを必死こいてする!!」
と言うバカな愚業はしません。
ひたすら書き続け、良質な記事を残していくだけです。
※はてなスターについての論議をされているサイト様がありました。参考になります。
ブログに控えめな表現いるの?
ブログの主人公は「自分自身」です。
「自分が書きたいことを書くために」誰に断りを入れる必要があるのでしょうか。
「自分の主張をする際に」控えめ・前置きはいらないはずです。
さらに言えば「私のことは、気にするほど、誰も見ていない」と言う現実を正面から見るべきです。
誘拐・殺人・爆破などなど犯罪予告をしているわけではないんですから。胸をはっていいんです。
結論:いらない。
終わりに
周囲の人たちから嫌われないようにするには、常に周りの人の顔色をうかがう必要があります。
これは「ありのまま」の自分を捨てて周りに寄り添うわけですから、「物事の責任」を自分以外に向けることも出来て、さぞ心に平穏が訪れることでしょう。
しかし、主張し反論を受け軋轢を生みながらも生きていく方が明らかに成長の為には有益ではありませんか?
「嫌われる」「幸せになる」この2つのキーワードに対して「勇気をもつ」ことを説いた書籍がベストセラーになりました。
「人の期待を意識せずにありのままの自分を生きよう」と言うメッセージを受け取りました。
「私の意思でやったことではないから」そんな考えを捨てたいんです。
だから私は私の責任において明日からも書きたいことを書き続けていきます。