「AKSAさんのファンで最近のMV「東京」で使用しているギターのモデルについて知りたい」
今回のブログはこんな方におすすめの記事です。
【目次】
- 「エレキギター」をけん引する2大メーカーの2大モデルをご存知ですか?
- 世にも珍妙な「ビザールギター」の世界を覗いてみましょう。
- で、話を戻してASKAさんが使用するギターについての情報。代表的なのは。。。
- 見つけました!MV「東京」でASKAさんが使用するギター。「Goya Model 80」ではないでしょうか?
- まとめ
0.まずはMV「東京」をご覧ください。見たことのないギターが登場します!
2017年に入り、精力的に音楽活動を再開されたASKAさん。
最新アルバムがなんと今年の10月リリースに向けて進行中という事で、ASKAさんのファンのみならず音楽業界を盛り上げていますね。
そんなASKAさんの2月にリリースしたアルバム「Too many people」から第5弾のMVとして公開された「東京」を視聴していて、とっても楽しそうに演奏をするASKAさんの姿を見つめていると、ふと。
め、珍しいギターを使用している!!これまでに見たことがない!!
ギターのボディ形状はそれほど特異なものではありませんが、シンプルながら独特のシェイプをしたヘッドに、何やらピックアップ(MVでギターを演奏するASKAさんの右手付近にあるギター弦の音を拾う処)に配置されたプレートとコントロール(音質を変化させるものと思われる)が異彩を放っています。
実はこのギターは、ASKAさんの同アルバムの中のMV「と、言う話さ」でも使われているようです。ところが「と、言う話さ」のMVはイメージカラーが「ブラック」の為、ギター本体の詳細がなかなか見て取れません。
と、言うことでASKAさんのMV「東京」のシーンより調査をスタートです。
1.「エレキギター」をけん引する2大メーカーの2大モデルをご存知ですか?
世の中にはとっても多くのギターメーカーが存在していて、音に直接左右する木材や増幅装置、コントロールを組み合わせて、無数のギターモデルが存在しています。
ギターメーカーで言えば
「Gibsonのレスポール」
「fenderのストラトキャスター」
と、言った2大メーカーの2大モデルが有名で、ほとんど流通している他者モデルはこの「レスポール」「ストラトキャスター」をコピー(模倣と言うよりはリスペクトなのかな)をしていると言える位。定番。
楽器屋にいかずとも、音楽番組を見ていれば普通に1番組中1回登場するのがわかるでしょう。
2.世にも珍妙な「ビザールギター」の世界を覗いてみましょう。
そんな「エレキギター」の中で「ビザールギター」と呼ばれるものがあります。
これらは主として1950〜70年代あたりを中心に、フェンダー、ギブソン、グレッチ、リッケンバッカー等のメジャーなブランド以外で、独自性を持ったデザインのギターのことをさし、総じて以下のような特徴を持っています。
こちらのサイトでビザールギターを数本をまとめていますので、ぜひ見てください。
その世界観に衝撃を受け、もしかしたら「原因のわからない不安感」に襲われるかもしれません。
理由は「不思議なレトロ感」「洗練されていない(合理的でないと感じる)形状」「本当に音に効果的なのかよくわからないいっぱいのボタンスイッチ類」「カラーリング」などがあるからです。
前衛的な世界観を売りにしているロックバンドのギタリストが使っているケースが多いので、おそらく1度は目にしたことのあるモデルもあるかもしれません。
3.で、話を戻してASKAさんが使用するギターについての情報。代表的なのは。。。
ASKAさんの使うギターのモデルとしてもっとも有名なのは
こちらの「YAMAHA VG(Aska model)バイオリンギター(通称)」ではないでしょうか。こちらも特殊な形状のギターですが、いわゆる「ビザールギター」のくくりの中では「おとなしめかもしれません」
ASKAさんはシンガーソングライターですので、当然作曲にもライブにもギターを使用されます。
CHAGE&ASKAの1986年のシングル「指輪が泣いた」のライブやテレビ出演時にはイントロをはじめASKAさんがギターソロを披露されていますね。
さて話題を戻して、ASKAさんが「東京」のMVで使用しているギターは「ビザールギターのうちの1つであろう」とあたりをつけて調査を開始しました。
ところが「ASKAギターモデル」で調べるとほとんどが「YAMAHA VG(Aska model)」のことばかり。
それはそう。これからの活動は別としてASKAさんが「今までで一番ノリにのっていた時期(1990年代初期~中期まで)」のメインですから当然。
4.見つけましたMV「東京」でASKAさんが使用するギター。「Goya Model 80」ではないでしょうか?
画像をもとに調べていくとありました!
「Goya Model 80 early 1960’s 」と言うモデルです!木目調のペイントなどこれが一番近そうです。
「一番近そう」と、言うのはそれでもブリッジ(ギターのボディと弦の接点)とピックガード(弦w弾く時にボディに傷がつくの防ぐ)の形状がやっぱり違うんですよ。
よく見ると。
MVからはボディとヘッドに「Goya」のロゴマークが見てとれるからメーカーは間違いないでしょう。
2 つのシングル コイル ピックアップ、プッシュボタンで ピックアップとトーンのセレクトをするようです、ボリューム コントロールはローラー式で上げ下げするようですね。
「トーン(音色)」をつくるのがとっても大変そう('ω')
1960年。もしかしたら50年代後半だと思いますので、情報がまったくありません!
風潮として他のギターメーカーのモデルと差別化するために「あの手・この手」でうちのギターは「こんなにも多彩な音楽の表現が出来るんだぜ!」なんて謳い文句で競い合っていた時代が目に浮かびますよね。
ASKAさんは1958年のお生まれですから、同級生のようなイメージのギターなのではないでしょうか
さらに調査を深めると、この「Goya Model 80」は現行モデルではなく(ビザールです)、私が見た海外のネットショップで中古が「2000ドル」とのこと。
それにしても現在はほとんど流通していないようですが。。。。
日本円で230,000円前後でしょうか。製造時期や状態によってはもっともっと値段が高くてもおかしくなさそうですね。
欲しい方は国内外含め「オークションサイト」などを調査するほかなさそうです。
5.まとめ
ミュージシャンは当然「音」で勝負をされますから、楽器一つとっても「最新技術を結集したもの」が良いとは限らず「むしろエイジング(使い込んだ)されたもの」を好む方もいらっしゃいます。
また、MVやライブについては「曲のイメージ感」を立てる目的であえて「ヴィジュアル優先」で楽曲を録音した時とは別の楽器を使うかたもいます。
今回調査したASKAさんがMV「東京」で使用しているギターはおそらく「Goya Model 80」ではないかとわかりました。
MVの中でASKAさんがバンドのみなさんと「音楽を楽しむような優しい光景」が見れて私はとっても嬉しく感じています。
「Goya Model 80(繰り返しますがおそらく)」と言うビザールギターもその収録された場所・時間に華を添えていてとっても素敵に見えました。
ASKAさんは自身のブログの更新も高頻度で、内容もおもしろく毎回楽しみです。
今後も活動に目が離せませんね!!以上、ASKAさんがMV「東京」で使用されているギターモデルについての調査でした。
mission complete!
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