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中卒のバカでもわかるマーケティング

デジタルマーケッターを目指す「へっど」が調査・入手したマーケティング技法や 最新トレンドを発信します。時々くじけることもあるけど泣かないもん。

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ボランティアやフィールドワークをする前に~人とのつながりを深めるための、はじめの一歩

このエントリーはこれから「ボランティア」や「フィールドワーク(地域を調査して回る)」をしてみたい人に読んでもらいたい。

 

「地域社会貢献」を 旗印に活動をしたことのある元労働組合専従者の手記です。

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0.フィールドワークをする前に心得ておくこと

フィールドワークfield work)は、ある調査対象について学術研究をする際に、そのテーマに即した場所(現地)を実際に訪れ、その対象を直接観察し、関係者には聞き取り調査やアンケート調査を行い、そして現地での史料資料の採取を行うなど、学術的に客観的な成果を挙げるための調査技法である。地学地理学では巡検ともいう。

フィールドワーク - Wikipedia

 

「調査をする」人は「調査」と言う行為に夢中であり、「調査される側」の事(本音)に気づかないままに「調査」をすすめて帰っていく。

その「調査」についての問題提起を、民俗学者の「宮本常一」というフィールドワーカーのプロがしている

 

調査されるという迷惑―フィールドに出る前に読んでおく本

調査されるという迷惑―フィールドに出る前に読んでおく本

 

 

この本に出会ったのは3年前。

僕はまだ、労働組合の専従者をやっていて、その活動の一環で「地域社会貢献」なるものがありました。

 

地域社会の言う「地域」とは身近な生活圏を指すので、決して「都心」から遠く離れた末端的地域(田舎)なんて意味ではありません。

 

どんな場所であれ「人」が活きてきた場所には「歴史」や「文化」と言った尊い記録があります。

 

調査者は、「現地の人に甘えてばかりではいけない」し、「(価値観の違いから)まだ、そんなことしているのと批判する」とか「無理やり入手したい答えに誘導する」とか「研究用に物品を軽々しく借りる」なんてあってはならない。

 

実は、起こっている現実。それを「調査をする当事者」が記しているので、読んでいて面白い。

 

1.人を「助ける・支える」とはどういうことなのか。

学術的な資料が手元にないので順序だてて説明できないかもしれませんが、2011年3月11日の東日本大震災は「21世紀」の「震災時(直後・その後)の対応」について全国民、いや全世界のこの出来事を知った人が考えさせられたことと思います。

 

僕は東日本大震災発生直後からボランティアとして、その年の3月は福島・茨城へ、4月には宮城へ、5月には岩手へ足を運ばさせていただきました。

 

それぞれ目的は初動としての現地確認及び安否確認、従業員の生活環境の確認と一時的就業先選び(自社内)の面談、瓦礫の撤去や現地被災者の方の心のケアとしてのコミュニティセンターでの相談役などなど。

 

立場はそれぞれ移り替わりましたが、変わらなかったことは「人に寄り添う行為に、何のためらいも恐怖感もなく、現地へ足を運び対話をした」こと。

 

 

被災地の支援は大きく以下の3つと僕は捉えています。

①物資の支援

②インフラ(生活環境確保)の支援

③就業による自立の支援

 

①→②→③と、段階的に進みますが「こころの支援」はすべての段階で必要となります。

 

「何かをしてあげたい」と言う気持ちから、「何かをプレゼントする」ことは初動としては正しい。なぜならば、「精神的にも体力的にも参ってしまい、なにも手につかない、なにも言えない」状況では有効な手です。

 

今も東日本大震災の被災地で支援活動を続ける方にお話を聞いたとき、「自立」を支援すると言うことは、「その人の出来る役割」を持って貰う事。

 

それにより「目標や生きがい・やりがいを見出すことに繋がり、背中を押すことになる」とのことなのです。

 

「現地の復興に歩む役割を持つ人」と一緒に活動をすること、これが大事です。

遠くから風の便りに復興状況を、見聞きする機会がありますが、あれから6年間立ち寄ることが出来ていません。

 

次の長期休暇には是非。足を運びたいと思います。

 

2.地域交流への参画にスポットを当てる理由は何か

僕は全国チェーンのスーパーで働いています。

事業所は全国、従業員のほとんどは「現地採用」が原則です。

300人従業員がいれば、他県からの流入(人事異動によるもの、結婚や学業の為に引っ越しをされてきた方は除く)組は20人居ない位でしょう。

 

そんな流入組が「地域一番店を!」なんて大きく声を上げても、なかなか地域の方の賛同を事業の中に得ることが出来ません。

 

「建前」を打破するためには「地域」に密着することです。

 

「地域交流をしましょう」とスローガンを掲げてあれこれやって、結果的に企画段階で挫折することも間々あります。

 

理由は「交流」は「1日2日で成果が上がるものではないこと」を理解せずに話を進めるからにあります。

 

これから密着していく地域。

1日は100あるうちの1でしかないのだから1日で2を収穫しようとして無理なのです。

 

私たちが思う以上に、「地域の方」も緊張しているし、一度に多くの人が交わっても「ひととき」を共有したに過ぎず、翌日になれば記憶に残っているエピソードは僅かなものでしかないでしょう。

 

積み重ね・積み上げ無くして親密な関係は生れません。

利害関係は「つながりを作る為の口実や印象」でしかないので、「親密な関係作りの為」には「時間をかけてでも現地に度々出向くこと」、「電話をして近況を教えてもらうこと」をはじめとした地道な行動が不可欠となります。

 

ただ、「地域の祭りへの参加・協賛」「イベントの後乱れる商店街の清掃」「地域商工会への寄合参加」「一度顔のつながりが出来た住民との挨拶や井戸端会話」などなどなど「行動素材」はいくつでもあるのでネタには困らないと思います。

 

やれるかやれないかアナタしだい。

 

ただ、そこに「面倒くさい」とか「くだらない」なんて感情があるなら、あなたはフィールドワーカーやボランティアはやめた方がいい。

 

「つながりを持ちたいとは思っていない(もしかしたら利害重視?)」なんて、あからさまに相手(地域の方)に伝わっているかも知れませんよ。

 

3.終わりに

いかがだったでしょうか。

 

「調査(コミットする現地に足を踏み入れる」は「行く側・迎える側」で心境が違うという事、「良かれと思って助ける・支える行為」も受け手にとっては適していないこともあることをお話しさせていただきました。

 

先日の組合合宿で「やりましょう。山梨県で地域交流活動」と東京の先輩役員から声を掛けられました。

 

僕は乗り気なんですが、、、、周りがついてくるかな?

隣で親友は渋い顔していましたが(笑)。やれるだけのことを、やるつもりです。

 

役員になる、とか、偉くなりたいとか思うのは「権力の掌握」でしょうが、

なぜ「権力を掌握したい」かと言うと、「自分のやりたいことをやる」為に他なりません。

 

とは、言え「掌握した権力をフル活用してやりたいことが多すぎ(お金儲け以外でね)」て、やっぱり時間が足りないなぁ。

 

お金はいらないから、時間と、寝なくても疲れない体力がほしい。

 

mission complete!

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